2000年11月の調査「情報ツール調査2000」


調査内容

ビジネスマンやOLのビジネスマンやOLの情報手段や情報機器の所有、情報サービスの加入状況などについて調査。

調査対象 

福井市とその近郊の企業に勤務する男女250名

調査日

平成121012日〜23

調査方法

郵送にて配布、返送

回答者数

男性計: 55名、女性66名 (計121名)

回答者の平均年齢

31.6 歳

回答者の内訳

(単位:人)

 

18-24歳

25-29歳

30歳代

40歳代

50歳代

60歳代

既婚男性

0

1

10

8

8

0

37

未婚男性

7

10

5

2

0

0

20

既婚女性

1

4

8

4

0

0

39

未婚女性

23

15

8

3

0

0

48

性別または結婚不明

0

0

1

0

0

0

3

小計

31

30

32

17

8

1

119

 年齢不明2名  合計121



1.情報入手状況と情報ソース
必要・または興味のある情報は、男性が1.旅行・レジャー(43.6%)、2.趣味に関する情報(41.8%)、3.スポーツ(38.2%)、4.社会の動き(36.4%)、5.コンピュータ・情報化(30.9%)…など。女性が、1.旅行・レジャー(69.7%)、2.ファッション・美容(56.1%)、2.ショッピング情報(56.1%)、4.グルメ・お酒(47.0%)、5.映画・音楽(45.5%)…など。(複数回答)



またそれらの欲しい情報をどのような媒体から入手しているかというと、男性が、1.雑誌(70.9%)、2.新聞(67.3%)、3.テレビ(65.5%)、4.インターネット・電子メール(50.9%)、5.口コミ・人脈(20.0%)…など。女性が、1.テレビ(81.8%)、1.雑誌(81.8%)、3.新聞(42.4%)、4.インターネット・電子メール(31.8%)、5.口コミ・人脈(30.3%)など。(複数回答) 年齢別に見ると、25〜29歳で、新聞(40.0%)よりインターネット・電子メール(43.3%)が逆転して若干上回っている。


 

また、欲しい情報をじゅうぶん得ることができているかというと、大半が「まあまあ得られている」(83.5%)としている。


2.情報機器の所有状況と情報サービスの加入状況
情報機器(情報家電)の所有について、所有率が高い順に、1.携帯電話(84.3%)、2.パソコン(66.1%)、3.自分専用テレビ(48.8%)、4.ファクシミリ(28.9%)、5.デジタルカメラ(17.4%)、6.DVDプレイヤー(14.0%)、7.カーナビゲーション(10.7%)…など。
 3年前の調査(平成9年10月、当所調査)では、所有率が24.3%であったパソコンが6割以上の所有率となり、自分専用パソコンの所有率を追いぬいた。(複数回答)
 またこれら情報機器(情報家電)に今後求める性質は、1.使いやすさ(71.1%)、2.低価格(68.6%)、3.実用性(52.1%)、4.携帯のしやすさ(22.3%)5.互換性(19.8%)…などとなっている。(複数回答)


また加入している情報サービスは、1.インターネット(46.3%)、2.ケーブルテレビ(33.9%)、2.BS放送(33.9%)、4.携帯電話上情報提供サービス(27.3%)など。(複数回答)
年齢別に見ると、40歳代までの各年代で、ケーブルテレビやBS放送よりもインターネットの加入率が最も多くなっている。

 


3.連絡手段について
友人・知人らとの連絡にどのような手段を使っているかというと、1.携帯電話またはPHS(76.9%)、2.一般電話(固定電話)(58.7%)、3.携帯電話メールサービス(40.5%)、4.電子メール(37.2%)、5.手紙・ハガキなど(19.0%)。
会社や仕事上でどのような連絡手段を使っているかというと、1.一般電話(固定電話)(78.5%)、2.携帯電話またはPHS(57.0%)、3.電子メール(26.4%)、ファクシミリ(26.4%)、5.郵送物(23.1%)など。年齢別に見ると、30歳代までは携帯電話・PHSが最も多いが、40歳代以降は一般電話(固定電話)が最も多くなっている。
仕事ではまだ固定電話が携帯電話やPHSを21.5ポイント上回っているが、プライベートでは携帯電話やPHSのほうが固定電話を上回っている。また携帯電話を使ったメールサービスでの連絡も40%以上と、携帯電話・PHSはプライベートの連絡手段としてかなり浸透してきている様子がうかがえる。また年代による大きな差は見られない。

 


4.情報化の影響について
ふだんの生活の中で、あるいは職場において情報化の影響を受けているかどうかについて、全体でみると「職場でもプライベートでも影響を受けている」という回答が最も多く、63.6%。回答者の属性別に見ると、既婚女性については、最も多い回答が「職場では影響を受けているがプライベートでは受けていない」(47.1%)となっている。年齢別に見ると30歳代までは、職場・プライベートともに影響を受けているとする回答が最も多いが、40歳代以降は職場でのみ影響を受けているとする回答が最も多くなっている。
具体的にどのような影響を受けているかというと、1.より多くの情報を簡単に入手できる(54.4%)、2.情報または情報機器に接する時間が増えた(48.2%)、3.より迅速な情報伝達が可能になった(33.3%)、4.情報収集だけでなく発信が簡単になった(27.2%)、5.情報家電や情報メディアへの支出が増えた(24.6%)……となっている。(複数回答)
回答者の属性別で見たときに、既婚女性の「情報機器が使いこなせずストレスを感じる」が他の属性にくらべ2~3倍の値になっているのが特徴のひとつといえる。また未婚者の「情報交換を通じた交際時間・機会が増えた」との回答が既婚者にくらべ多いのも特徴的である。

 

また「情報化」・「IT」に対するイメージは、1.便利(52.9%)、2.可能性がある(32.2%)、3.新世紀(28.1%)、4.むずかしい(27.3%)、5.おもしろそう(12.4%)…などとなっており、全体としては「わけがわからない」「こわい」というイメージよりも、肯定的なイメージが強いことがうかがえる。
しかし女性回答者の中では1.「便利」の次に、約4割が2.「むずかしい」と回答している。(複数回答)


5.情報との関わりかた

 

情報とのかかわりかたについて「興味のある事項については積極的に情報収集」との回答が最も多く、62.8%。「必要最低限の情報さえあればよく積極的に情報収集はしない」との回答が29.8%、「特に関心のないことでも常に情報収集は怠らない」との回答が5.0%。たいていの回答者は興味関心に応じて情報を収集するという方法で、増えつづける一方の情報とかかわっている。
今回の調査からは、既婚女性について、情報機器の所有、情報サービスの加入、連絡手段、情報化の影響について他の属性の回答者とは隔たりが伺える部分があった。特に携帯電話やPHSの所有率、それらに関する情報サービスの利用が低く、それらのことによると思われるがプライベートでも情報化の影響をあまり受けていないとする回答者が多かった。
調査対象の既婚女性はすべて就労者であるので、仕事と家庭の両立だけでも大変で、職場においてはともかくプライベートにおいては情報化の流れとは少し距離を置いたところにいるとも考えられる。
年代による情報格差の問題が言われているが、家庭環境(生活環境)による情報格差も決して小さくはないことが推測できる結果といえるのではないだろうか。

2000年10月の調査「ビジネスマン・OLの業務時間後行動調査」

 

調査内容

ビジネスマンやOLの業務時間後の行動について調査。

調査対象 

福井市とその近郊の企業に勤務する男女250名

調査日

平成12912日〜21

調査方法

郵送にて配布、返送

回答者数

男性計: 58名、女性90名 (計148名)

回答者の平均年齢

34.9 歳

回答者の内訳

(単位:人)

 

18-24歳

25-29歳

30歳代

40歳代

50歳代

60歳代

既婚男性

1

6

10

12

8

0

37

未婚男性

4

11

4

1

0

0

20

既婚女性

0

5

11

11

11

1

39

未婚女性

23

16

6

0

3

0

48

性別または結婚不明

1

0

0

0

2

0

3

小計

29

38

31

24

24

1

147

 年齢不明1名  合計148

 

1.業務時間後の行動パターンについて
 業務時間が終了したあと、主にどのような行動パターンをとるのか、多いものから2つまで選択してもらったところ、男性は「残業がありまっすぐ帰宅する」パターンが最も多く、女性は「残業がなく寄り道して帰宅する」パターンが最も多かった。



また既婚者に、結婚前と後では業務時間後の行動パターンに変化があったかどうか尋ねたところ、既婚者の7割以上が変化が「あった」と回答した。
具体的には、1.退社後まっすぐ帰宅するようになった(62.3%)、2.あまり残業をしなくなった(19.7%)、早く帰る日と遅く帰る日のメリハリがついた(19.7%)というのが、主な変化の内容。男性よりも女性のほうが変化は顕著な傾向にある。


2.「寄り道」について
寄り道をして帰るときどのようなところに寄るのかというと、男女で違いが見られた。
男性は1.本屋・CDショップ(39.7%)、2.コンビニエンスストア(37.9%)、3.飲食店(27.6%)、4.パチンコ・麻雀など(25.9%)、5.寄り道はめったにしない(22.4%)…など。
女性は1.食品スーパー(42.2%)、2.ショッピングセンター(41.1%)、本屋・CDショップ(41.1%)、4.飲食店(27.6%)、5.コンビニエンスストア(20.0%)…など。

 

また寄り道をするとき行動を共にするのは誰かというと、1.自分ひとり(76.2%)、2.友人・知人(31.7%)、3.職場の同僚(23.0%)などが主な回答。

 また「寄り道をめったにしない」という回答者の場合、またふだん寄り道をする人でも「寄り道をせずに帰る場合」になぜ寄り道しないかというと、男女で理由に違いが見られた。

男性は1.疲れているので早く帰宅したい(27.0%)、2.特に理由はなく寄るところもない(20.7%)が主なもの。女性は1.早く帰って家事などをしないといけないため(26.7%)、2.疲れているので早く帰宅したい(25.6%)が主なもの。

 

 

 ちなみに、夕方〜夜のような遅い時間帯でも利用できるとよいと思う場所や施設は、1.病院(42.6%)、2.銀行・郵便局(40.5%)、3.百貨店・ショッピングセンター(34.5%)、4.県庁や市役所などの窓口(26.4%)、5.図書館(21.6%)などとなっている。


3.「残業」について
1週間のうちどのくらい残業をするかというと、これも男女で違いが見られた。
男性は、1.ほとんど毎日(44.8%)、2.1・2日くらい(13.8%)、3.4・5日くらい(12.1%)。

女性は、1.めったにしない(46.7%)、2.1・2日くらい(14.4%)、3.ほとんど毎日(11.1%)、一概には言えない・わからない(11.1%)。


また、残業をした日には何時ごろに帰宅することが多いかというと、男性は、1.午後8〜9時(38.9%)、2.午後7〜8時(35.2%)、3.午後9〜10時(25.9%)が多い。女性は、1.午後7〜8時(54.0%)、2.午後8〜9時(42.0%)、3.午後9〜10時(16.0%)。


4.「帰宅後」について

帰宅後はどのように過ごしているかというと、1.テレビをみる(75.7%)、2.新聞や本・雑誌などを読む(39.9%)、3.家族と団欒(33.8%)、4.休養・何もせずくつろぐ(23.0%)、5.家事・育児(21.6%)…など。男女別に見ると、男性は女性にくらべ「趣味の活動」が多く、女性は「家事・育児」が多い。

 

5.総括

業務時間が終了したあとの行動パターンはそれぞれで、残業してから帰宅する人、寄り道する人、まっすぐ帰宅する人などさまざま。また既婚未婚の別、男女によって行動パターンの傾向に違いが見られ、主に家庭環境が大きく影響しているのではないかと予測できる。

また退社後の時間を有効に活用できているかとの問いの結果は以下のようになっている。

男女で時間を活用できているかいないかの意識に違いが見られる。これはおそらく男性のほうが残業日数が多く残業後の帰宅時間も遅いことに関係があるのだと考えられるが、女性が業務時間後の行動全般において「家事」「育児」という項目をあげていることも要因のひとつと考えられる。
どちらにしろ勤労者の平日は、帰宅時間も遅めで仕事で疲れたうえ家事雑務などに追われて、ちょっとした寄り道程度以外には、習い事やスポーツ活動などあまり積極的な活動はできていないようだ。

 2000年9月の調査「ビジネスマン・OLのマネー事情調査」


 

調査内容

ビジネスマンやOLのこづかいの状況、また貯蓄の状況について調査。

調査対象 

福井市とその近郊の企業に勤務する男女250名

調査日

平成1287日〜21

調査方法

郵送にて配布、返送

回答者数

男性計: 64名、女性86名 (計150名)

回答者の平均年齢

34.4 歳

回答者の内訳

(単位:人)

 

18-24歳

25-29歳

30歳代

40歳代

50歳代

60歳代

既婚男性

0

6

13

15

6

1

41

未婚男性

7

6

4

0

0

0

17

既婚女性

0

8

16

14

6

0

44

未婚女性

15

15

9

1

0

0

40

性別または結婚不明

1

3

1

1

1

0

7

小計

23

38

43

31

13

1

149

 年齢不明1名  合計150

 

1.お金全般について
 現在、倹約を意識「している」としたのは、全体の77.3%(「非常に意識」16.0%、「やや意識」61.3%)。「あまり意識していない」との回答は20.7%だったが、「全く意識していない」としたのは1.3%にとどまった。

 

 また財テクに自信があるかとの問いに13.4%が「自信がある」としたが、86.0%が「自信がない」とした。回答者の属性でみると、最も「自信がある」としたのが多かったのが既婚男性で21.9%。最も少なかったのが未婚男性で5.9%。

 
 また、他人とお金に関する情報交換を行っているかということについて、「よく情報交換している」としたのはわずか2.0%。「家族や親しい友人と話している」としたのが35.3%。「自分から話さないが聞かれれば話す」としたのが44.7%。逆に「家族ともお金のことは話さない」としたのが12.7%。回答者の属性別に見ると、男性より女性のほうがわりと積極的に情報交換しているようで、家族ともお金のことで話さないのは既婚男性が最も多かった。


2.小遣いについて
 ひと月の小遣いの金額はどのくらいかというと、「3〜5万円」が38.7%。「1〜3万円」が36.7%。「5〜7万円」が12.7%。特に既婚女性の小遣いの金額「1〜3万円」が65.9%と多いのが目立つ。また中では未婚女性が他の属性にくらべ小遣いの金額が高めといえる。

 何に小遣いを使っているかというと、「交際費」(56.0%)、「趣味のための出費」(50.7%)、「洋服等ファッション関連」(47.3%)、「お茶・飲食代」(45.3%)、「会社での昼食代」(33.3%)が主なもの。未婚女性の「交際費」、女性の「ファッション関連」「美容・化粧品代」「預貯金」、未婚者の「レジャー・遊興費」、未婚男性の「ガソリン・車関連」がそれぞれ多く特徴的。また既婚女性の「交通・通信費」が0%という結果も特徴といえる。


 現在の小遣いで足りているかどうかとの問いに「足りている」としたのは21.3%。「十分ではないがやりくりできる」としたのは49.3%。「今の金額ではやりとりできないことがある」としたのは19.3%、「全然足りない」は10.0%と、半数以上は今の小遣いの金額でやっていけるようだ。やりくりできないまたは足りないとした回答者が、あといくらくらいあれば足りるようになると考えているかというと、平均約2万8000円。
では小遣いが足りなくなってきたと感じるのはいつごろかというと、給料日の「1週間くらい前」32.7%、「10日くらい前」24.0%、「2週間くらい前」20.7%と、半数が給料日の1週間〜10日くらい前には不足を感じていることになる。




 そうなると、当然小遣いをさまざまな方法で倹約しようといていて、日常生活においては、「衝動買いはしない」59.3%、「できるだけ外食はしない」38.0%、「お金のかかる場所では遊ばない」28.7%、「ディスカウントショップやバーゲンを利用する」28.0%、「流行は追わない」24.7%…が主な方法。会社などにおいてはあまり倹約できるようなところがないのか、「特になにもしていない」との回答が最も多く、続いて「昼食は弁当にする」43.3%、「喫茶店はやめ缶ジュースで我慢」11.3%、「できるだけつきあい酒はしない」10.7%。…との結果。
 




 
 


3.貯金について
 現在お金をためているのは全体の64.0%。その目標金額は平均約820万円。
またお金を「ためている」とした64.0%の回答者のうち、73.6%がお金をためることが「好き」と回答した。未婚者より既婚者のほうが貯金好きなようだが、お金をためるのが「非常に好き」と回答したのが最も多かったのは未婚女性だった。逆に貯金が「すきじゃない」または「嫌い」としたのが最も多かったのは未婚男性。



 
 また貯金の目的はなにかというと、「特に理由はないが将来のため」としたのは53.3%で最も多かった。続いて「老後のため」25.7%、「教育費のため」21.0%、「旅行のため」17.1%、「車を買うため」、「結婚資金」各14.3%…などの結果となった。また「景気が悪く先行き不安だから」としたのは11.3%であった。回答者の属性別に見ると、既婚者は教育費と老後のための貯金が多く、未婚者は結婚資金と車購入のための貯金が多い。また女性は男性にくらべ旅行のための貯金が多いことも特徴といえる。老後のための貯金については、未婚男性が0%であるのに対し、まだ結婚していない未婚女性の18.2%がすでに視野に入れていることも興味深い。


 現在貯金している回答者が、どのようにしてお金をためているかというと、81.0%が「銀行預金」を利用しており、43.8%が「郵便貯金」を利用している。また「社内預金」24.8%、「各種保険」21.9%の利用もあった。「株式」や「投資信託」を利用しているのは、それぞれ10.5%ずつとなった。

 またお金のため方については、「積極的に資産運用を行い増やそうとする」(4.8%)より「コツコツ地道にためる」(78.1%)タイプの回答者が圧倒的に多かった。
また現在貯金をしていない回答者の理由として、「ためる余裕がない」46.8%、「ためたいが使ってしまう」25.5%、「お金は使ってこそ意味がある」14.9%…などとなった。

 


4.総括


  福井の一世帯あたり貯蓄現在高は全国2位と非常に高いが(94年総務庁統計局)、福井のビジネスマン・OLも小遣いは欲しいが貯金もしたいという状況の中で、何かと倹約に努めている様子が伺える。
小遣いが給料日の1週間前から10日前には不足してきても「十分ではないがやりくり」し、一方で特定の目的や必要に迫られているわけではないが「将来のため」に貯金をしている。
そのため方も、株式や投資信託で資産運用して増やそうとするよりも、「コツコツ地道にためる」ほうが断然多い。「好き」で貯金をしているという回答者が多いだけあって、少しづつ確実にお金がたまっていくことに貯金の楽しみを感じているからかもしれない。
福井の県民性として「堅実」ということがよくいわれるが、まさにその「堅実さ」の表れともいえる。