当システムは、昨年「おくやみ見張番システム」として、特許申請を行い、今年3月に福井県の経営革新計画の認証を受けた新規事業用のシステムを、3月11日に発生した東日本大震災向けに、機能変更して提供するシステムです。
「おくやみ見張番」は日刊で提供されるお悔やみ情報をもとに、生活者が保有する年賀状やお中元お歳暮リストなどの住所録ファイルを検索し、該当者がいた場合、携帯メールで通知する仕組みです。
今回の災害に関して、安否情報サービスはYahooやgoogleなどのネット企業や日本赤十字社、NHK等が提供していますが、これらは、1個人単位での検索であるため、複数人以上を調べるのには対応していませんでした。
このため、先に開発していた「おくやみ見張番システム」を一部改良して、複数人同時マッチングシステムとしての提供を始めます。提供開始は、安否情報を提供している先へのリンク許可が一通り完了する5月10日を目途としています。
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