福井市民に「御泉水(おせんすい)」の名で親しまれ、かつては福井城本丸(現在の福井城址)の外濠に面していた旧福井藩主・松平家の別邸で福井藩第7代藩主 松平吉晶(晶明)が17世紀末の元禄年間に大改修したものである。舟遊びができる広大な園池を中心とした廻遊式の庭園と、園池を望むように配された書院建築の建物群から構成されています。この廻遊式林和泉庭園と書院建築が織り成す景観は、江戸時代中期を代表するものとして高い評価を得ていましたが、昭和20年の空襲で建造物が焼失、のちに庭園の一部が市道となるなど、往時の面影も薄らいでいました。
昭和57年に国の名勝に指定されたのを機に復元事業が決まり、平成5年に約8年の歳月をかけてほぼ忠実に再現されたものです。
(入場料)大人(15歳以上)210円
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