No36 「旧浜町」標識
福井市中央3-9-26
江戸時代の町名で足羽川に面していることから生じた地名と考えられている。
福井の城下町は足羽川の水運が重要な役割を果たしており浜町河戸(こうと : 船の発着所)が設けられていた。また河原では芝居興行がなされるなど城下の繁華街であった。
時鏡楼(じじょうろう : 時を告げる鏡を鳴らした楼蘭)が設けられ、左の古写真(明治初年撮影)が残されている。また笠原白翁による種痘の普及活動は嘉永2年(1849)、この町で開始された