ふくい春まつり魅力向上への提言
〜 地元住民が参加し、楽しみ、愛する、誇りとなるまつりに向けて〜
「ふくい春まつり」は今年で32回を数え、歴史、文化、食、自然を楽しむ様々なイベントは、市民にも定着しています。
しかしながら、現状の「ふくい春まつり」は、本来の目的であるはずの観光誘客機能は弱く、また、メインイベントである越前時代行列にもマンネリ化や、参加者からの疲労感等の声が聞かれ、魅力あるまつりへの見直しが求められています。
そこで、福井商工会議所では、「ふくい春まつり」を本来の目的に沿って、交流人口拡大を図るための柱の事業とすべく検討を行い、リニューアルプランを別添の報告書にまとめました。
報告書では、来る北陸新幹線の福井開業を見据え、県外誘客を最終目標としながらも、祭りの原点に立ち返り、「まずは福井の地元住民が参加し、楽しみ、愛する、誇りと思えるまつりとすること」を当面の目的に、桜をシンボルとし、地元の機運醸成を図ることで、徐々に県外誘客に繋がるよう取り組みを示しています。
福井市におかれましては、報告書の提案について、含味ご検討いただき、次回以降のまつりより、採用可能なものからお取り組みいただくことをお願い致します。
平成29年9月6日
福 井 市
市 長 東 村 新 一 様
福井商工会議所
会 頭 川 田 達 男
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