調査内容会社員の生設計に関して、有無や設計の仕方、その内容の概要等について調査。
調査対象福井市とその近郊の企業に勤務する男女250名
調査日平成13年2月13日〜22日
調査方法郵送にて配布、返送
回答者数男性計: 75名、女性80名 (計155名)
回答者の平均年齢36.1歳
回答者の内訳
 (単位:人)
18-24歳25-29歳30歳代40歳代
50歳代
60歳代
既婚男性
0
4
11
18
17
3
53
未婚男性
3
13
4
0
1
0
21
既婚女性
0
2
13
10
5
1
31
未婚女性
19
23
5
0
1
0
48
性別または結婚不明
0
0
1
0
0
0
1
小計
22
42
34
28
24
4
154
 年齢不明1名  合計155名



要約
 今回の調査では人生設計が「大まかにならある・途中までならある」と回答したのが52.3%。「老後まで明確なものがある」としたのはさすがに少なく1.9%。いつごろから「人生設計」を意識し始めたり考えはじめたりするのかというと、平均は32.6歳。結婚して家庭を持つこと(あるいは子供が生まれること)が人生設計のスタートに関わっているのかもしれない。
  また人生設計の中でも特に老後についてなにか設計があるか、との質問に「今は全く老後について考えていない」との回答が46.5%。老後の財産はどのくらいあったらいいと希望しているかというと、その平均は8,121万円。家や土地などの財産も含めての金額だが、結構な金額といえる。
  また「人生を豊かにするのに欠かせないもの」のひとつであるお金だが、素人にはマネープランがむずかしいのかどうしても「とりあえず預貯金だけしている」(66.9%)ことになりがちのようだ。将来のマネー収支について計算してみたことが「ある」という回答も3割未満で、積極的に資産運用するより着実に貯め込むタイプが多い福井県人(当所「マネー事情調査」)の性質も影響しているのかもしれない。
  あくまで人生の羅針盤とはいうものの、人生設計を構築するのもなかなかむずかしいようだ。

 
1.現在の生活状況と今後について
2.夢・目標について
3.人生設計の有無と構築方法について
4.マネープランについて
5.老後について
6.人生を豊かにするのに欠かせないもの